Date: Sat, 15 Jul 2006 07:14:33 +0900
○○さん、皆さん
情報ありがとうございます。
【RDB種を減らすには、調査精度というか生育地の情報をより多く収集することが効果的という指摘に対して】
はい。今回の調査で自生地がたくさんみつかったRDB植物種はかなりあります。おそらく、それなりの数の種がRDBからはずされ、NT(准絶滅危惧)に格下げになると期待しています。それには、かなり保全の象徴となった種も含まれるかもしれません。
ただ、私の希望通りになるのは、10年後かもしれません。
大切なのは、保全した効果をRDB評価に生かすこと。保全の誘因(incentive)になる評価を下すことです。RDB種から外れたら、米国のハヤブサのようにお祝いをすべきです。http://risk.kan.ynu.ac.jp/matsuda/1999/raptor.html
いつまでもRDB指定を続けることだけが、保全に役立つわけではありません。