深海着底トロール漁業の問題

Date: Sun, 16 Jul 2006 17:15:40 +0900
学術月報 に 水産の特集が組まれることになり、深海トロール問題にも言及しました(原稿省略)。そのとき発見したサイトですが、以下のサイトはなかなかまじめに議論していると思いました。関係者が丁寧に説明していると思います。
 しかし、依然として操業面積が問題です。深海にどれくらいさんご礁があって、どれくらい影響を受けているかをきちんと示す必要があるでしょう。
A day in the life of Nagoya の深海トロール漁業
 太平洋と大西洋を区別して、深海さんご礁の面積とトロール漁業の影響を議論すれば、説得力が増すでしょう。十把一絡げに、データがないから予防原則で漁業禁止というだけでは、鯨の二の舞です。

Date: Wed, 19 Jul 2006 10:35:22 +0900
○○様、 皆様 c新たに○○様
DSCCがDOALOSの報告に対してプレスリリースの情報ありがとうございました。おぉ、Moratoriumという用語が連発されていますね。
The UN must declare a moratorium on high seas bottom trawling when the UNGA meets in November."
The DSCC, an alliance of nearly 60 international environmental and conservation organisations has been campaigning for a moratorium on high seas bottom trawling since 2003 and condemned the UNGA's postponement of such action pending the Report.
The negotiations around a moratorium will occur at the UNGA on October 4 and 5.
 トロール業者にとって、余り楽観はできないと思います。そうだとすれば、決議を挙げられてから対処するようでは、北朝鮮の外交以下のように思います。妥協の余地を探る機会がないようにみえます。今回どうだかわかりませんが、一般論としては、日本政府としては、妥協の余地を探る機会があったほうがよいでしょう。