マガンの衝突リスク

Date: Thu, 19 Jul 2007 07:07:19 +0900
 さて、野鳥の会の去年のマガン飛翔図を見ると、大群(1000羽以上)は2回ともに予定地を掠めたものです。今年の例もそのようです。距離を目視で見るには観察地点などのデータも必要ですが、【3基】以上の風車に衝突しそうな例はありません。より詳しいデータは、野鳥の会が公表されると思います。だとすれば、野鳥の会のデータどおりだとしても、リスクは年間30羽余りからその約【10分の1】に減るでしょう。
 どちらの飛翔頻度がより真の値に近いかは、追跡調査をすれば明らかになるでしょう。
 より低い頻度で、大群が予定地の真ん中を通るかもしれませんが、それはどちらも見ていない。
 いずれにしても、衝突リスクが高い場合には、風車を止めるなどの対策が可能です。これは、他の風発よりもずっと解決しやすいリスクです。