50年後の日本の人口空間分布予測の専門家を求む

Date: Tue, 31 Jul 2007 21:13:09 +0900
 サンノゼより松田です
 来春の生態学会福岡大会で下記の企画シンポジウムを開催する準備を進めています。
http://d.hatena.ne.jp/hymatsuda/20070731
S-007「日本の国土の超長期ビジョン 中山間地問題」
その中で、下記のような予測をしたいと思っています。
(COE MLでの議論)・GIS的な日本の人口動態・空間分布予測(これをできる人がほしいですね。上記二つのシナリオでやる人。出生率や生存率をいじらない人口動態予測ならあるはず。それに、両シナリオで居住適地をGISで大胆に仮定して単純に割り振ってみればよい。それほど難しい作業には見えないのですが。

 単純に、人口動態予測をフォローし(現在の簡易生命表と男女別年齢分布から予想すればよいでしょう)、現在の土地区分、人口密度、標高、河川(これが私にはあいまい)などのGISデータがあれば、かなりのことができると思います。
 居住適地(これがすぐには難しいかもしれないが、日本の人口の空間分布を記述する既存のGISモデルはないのでしょうか? なければ上記のGISデータから作ればよいと思っているが)から、それぞれの居住適地での人口密度(これは所与のものとせずに、後からいじれるようにしたほうがよいでしょう)を入れると、将来の人口密度の空間分布が出るようなGISモデルは作れないでしょうか?
 本来は、人口の移住モデル(過去の人口密度分布に影響される)が必要でしょうが、これは手に負えないので、単純に考えてみたいです。

 場合によっては、COEとして委託業務として発注も考えられると思います。
 関心ある方のご助言をお待ちしています。