1.24 横浜国大生態COE 公開講演会 嘉田良平教授

Date: Thu, 10 Jan 2008 10:03:47 +0900
横浜国大の松田裕之です。
先月より本学に着任した嘉田良平教授の公開講演会を開催します。皆様のご来場を歓迎します。
 なお、横浜国大生態リスクCOEの関連イベント情報は下記サイトにあります。
http://gcoe.eis.ynu.ac.jp/Japanese/GCOE/EcoRisk1.html
公開掲示板 http://bbs.eco-risk-coe.jp/
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          横浜国立大学 グローバルCOE 第5回公開講演会
           「アジア農業の生態リスク、食のリスク」
日時:2008年1月24日(木)17:00〜19:00
場所:環境情報1号棟515室(5階合同セミナー室)
講師:嘉田良平(横浜国立大学 環境情報研究院 教授)
講演要旨:経済成長の著しいアジアにおいて、いま農業の世界ではさまざまな問題が起きています。森林伐採による土壌侵食、化学資材の多投入、不適切な農地開発や都市の膨張にともなう水質汚濁など、農業の急激な変化は環境負荷を高めるとともに、生物多様性の喪失など生態リスクの拡大をもたらしています。しかも、これらの変化は感染症の広がりなど、食リスクの拡大とも深く関係しているのです。この講演では、アジア農業の現場でいま何が起きているのか、農業の発展が生物多様性や生態系サービスにどのような影響を及ぼしているのかについて講演していただきます。
Ecological and Food Risks in Asian Agriculture
by Dr. Ryohei KADA (Professor, Yokohama National University)
In Asian agriculture, where economic activities are rapidly growing, multifaceted ecological problems are arising due to rapid expansion of agricultural production and resource use. Dr. Kada will speak on what influences are brought about by agricultural development in Asia and how they are related to increased ecological and food risks.
講師プロフィール:京都大学農学部卒、米国ウイスコンシン大学で博士号を取得。1995年に京都大学教授、2001年に農林水産省政策研究調整官、2005年アミタ(株)持続可能経済研究所代表などを経て、2007年12月より横浜国立大学大学院(環境情報研究院)教授として、グローバルCOE「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」の研究に従事。専門分野は、農政学、環境経済学。「自然産業の世紀」「食品の安全性を考える」などの著書がある。内外の農村調査に従事し、中山間地域の環境修復にも取り組んでいる。
連絡先:立川賢一
横浜国立大学環境情報研究院 グローバルCOE事務室
240−8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79−7
電話/FAX:045−339−4497
来所方法 http://www.ynu.ac.jp/access/acc_7.html (16:45横浜駅西口発相鉄バス横浜国大行き(南門)か上星川行き(西門)が便利です)学内地図 http://www.ynu.ac.jp/access/acc_19.html