科学者の議論の場に政党関係者は来ないのか

Date: Sat, 19 Sep 2009 04:19:35 +0900
 【海洋保護区に関する】合同ヒアリング、各省庁からたくさん傍聴者がいらっしゃるとのこと、関心が高く、たいへんありがたいことです。
 それならば、ぜひ、各政党及び議員の方にもいらしていただきたいと思います。
 民主党政権は官僚主導から議員主導を掲げています。これは立法府と議院内閣制度からみて、筋の通った主張と思います。しかし、今回のような科学的な政策を議論する場所に、省庁関係者しか来ないのでは、どうやって政党主導の政策を作ることができるのでしょうか?
 【】与野党を問わず、政党から誰か傍聴者がいらしていただくよう、案内をしていただければ幸いです。

Date: Sat, 19 Sep 2009 14:07:40 +0900
 今後、政党と科学者の付き合い方は私にも分からないことがあります。 もとより公務員とそれに準じた国立大学教員は「不偏不党」を原則とします。政党に呼びかける場合、与野党に呼びかけるのが筋でしょう。しかし、科学者と政治家が直接交流をもつことが、「学問の中立性」や「政治的圧力からの独立性」をどう確保するのか、何も考えなくて良いのか、よく判断ができません。
 いずれにしろ、今まで「官僚主導」で、さまざまな省庁主導の委員会で【役人】と話す機会は多々ありましたが、政治家とはほとんど接点がありませんでした。ということは、今後【政党主導になることで】、政策に科学的知見がますます反映されなくなることを危惧します。