調査捕鯨の再開にあたって、商業捕鯨再開への戦略が知りたい

新南極海鯨類科学調査(NEWREP-A)というのですね。
 去年3月の水産学会捕鯨シンポで、調査捕鯨は目的でなく(商業捕鯨再開のための)手段だと明言していました。【他方、】ある著名な国際法学者は、事前に敗訴の予測を断言していたそうです。その危機感が水産庁には伝わっていなかったのでしょう。

Date: Sun, 3 Jan 2016 13:03:14 +0900
去年の捕鯨判決敗訴のあとで対話を再開しようとしても、もう2002年に対話宣言を出してくれたWWFはおろか、【かつての】反捕鯨団体すら乗ってこなかった。もう彼らにとっては、【南氷洋捕鯨は終わったことです。
 調査捕鯨の継続を自己目的化してはいけません。以前はまだ彼らなりに商業捕鯨再開の戦略があったが、今は何かあるのだろうか。

【2013年4月】外国の生態学者と話していて、捕鯨再開に反対する最大の理由は日本政府への不信でした。それならばとWWFジャパンに働き掛け、対話宣言まで出してもらいました。多くの外国の友人はほめてくれましたし、私はPew Marine Conservation Fellowにも選ばれました。【】しかし、結局、水産庁はWWFJというカードを捕鯨では何も使いませんでした。彼らの閉鎖性は変わりません。私は、捕鯨が再開できない理由が改めてわかった気がします。