毎日新聞「理系白書」は理系の敵だったのか

○○さん【中略】
 さて本題、理系白書への批判が殺到していますね。(矢原徹一さんの日記
 矢原さんの「専門馬鹿が理系出身者に多いという根拠はあるのか」という問いに対し、元村記者の”「ステレオタイプでものを語るな」「最後は個人差」と言うのは確かに正しいのですが、それだと私たちの出る幕がない”という返答はあまりにもいただけない。薮蛇というか、居直りというか、記事の不適切さ以上に始末の悪い返事だ。【中略】まさにマスコミ○○と呼びましょう(完全に差別用語か)。その定義は、「事実や根拠に基づかないで受ける記事を書くことを悪いと思わない記者」ではいかがでしょうか。これは文系理系関係ないかもしれないが、記者というのはその道のプロ、少なくとも、まずかったとは自覚してほしいものです。
【上記の記者の返答は、「根拠があるか」という矢原さんの問いには何も答えていない。矢原さんが繰り返し取材経験からでもそう感じるのかと問うているのに、何も答えていない。つまり、統計的に理系にそういう人が多いからステレオタイプで語ったと言うのではなく、根拠がないと認めていることになる。根拠薄弱な主張、論理の飛躍をしてしまうことは誰でもあるだろう。しかし、それを指摘されて、それが記者の役割と言うのは変です。「裏を取る」というのはマスコミ用語のはず。これは、少なくとも複数の情報源に基づけと言う意味でしょう。根拠を無視してよいと言うのは、この鉄則に外れていると思います】