オホーツク海の基礎生産量は半減した?

Date: Sun, 22 Jan 2006 16:50:03 +1200
【アザラシ保護管理検討】委員の皆様【】
 【第V章の】保護管理の位置づけが依然として不明確です。北海道、環境省との関係を聞くと、この章はなくてもよいようですが、我々が勝手に重視することは可能だと思います。中途半端に章を設けるよりは、どちらかに軸足を決めたほうがよいように思います。重視するなら、
「狩猟獣なのか、漁業資源なのか、保護獣なのか、害獣なのか(互いに排他的ではないが)」についての見解をまとめ、そのための提言(特定計画の対象とする準備、害獣対策として捕獲許可数の上限の設け方など)を入れ込むのではないでしょうか?そのために新たな調査を行うゆとりも、それが不可欠ということも無いでしょう。必要なのはこの検討会でその議論を行い、見解をまとめることです。
 ご検討ください。【】
Date: Mon, 23 Jan 2006 10:45:38 +0900
【】アザラシ保護管理検討委員 c○○さん
 アザラシの今後の方向性(狩猟獣、漁業資源、保護獣、害獣なのか)を定めるために必要なのは、今後の個体数の将来予想とは別に考えるべきだと思います。さしあたり、種の絶滅は心配されないが、ゼニガタの襟裳集団の存続が保障されているわけではないという認識でよいのではないでしょうか。
【上陸場はかつて3分の1の生息数まで減っていた時と比較して増えていない、またPICESではオホーツクの生物生産量が1980年代に比べて半減しているという報告があるという伝聞を受けて】
 まず、海の一次生産が1/3【正確には半減】というのはたしかでしょうか?本当に1/3になったらかなり大変なことが起きると思います。単純に言えば、上位捕食者も1/3に減るはずですが,簡単な(ランダムな)食物網を仮定して計算してみると,捕食者が軒並み絶滅します。実際には餌を変えるなど工夫するでしょうが,ただで済むとは思いませんね。【】

Date: Mon, 23 Jan 2006 16:10:11 +0900
○○様、皆様 ご教示ありがとうございました。
 基礎生産量の減少はクロロフィル量を測っているのでしょうか。【】マイワシの激減のような限られた種についての変動は、今までにもありました。栄養段階全体の増減を把握したものは見当たらなかったと思います。
 いずれにしても、本当に一次生産量が半減すれば,少なくない種の上位捕食者では壊滅的な影響がでるおそれがあるでしょう。おとなしくすべての種が半減するということでは、普通は治まらないと思います。

Date: Mon, 23 Jan 2006 16:22:18 +0900
皆様 とりあえず以下のような情報です。ネクトンが半減したとはざっと見たところまだ見えていません(まだ「読んで」いません)