大学院進路問題

Date: Mon, 6 Nov 2006 08:12:50 +0900
皆様
下記の【榎木英介さんの】記事はよくかけていると思いました。ご参考まで。
[http://scicom.jp/mailmag/:title=[SciCom News] No.161 2006年11月 6日号 No.1]

SciCom NewsはNPO法人サイエンス・コミュニケーションの発行するメールマガジンで、毎週月曜配信されます。詳しくはサイコムのサイトをごらんください。購読の登録、解除も以下よりお願いします。こちらで代行はいたしませんのでご了承ください。
ブログ 研究ニュースクリップ:http://scicom.blogtribe.org/
・・・中略・・・
【理工系の進路問題からみえるもの】
■最近、理工系の進路に関する興味深い調査、記事が相次いで出た。
■一つは、科学技術政策研究所が出した「理数系コンテスト・セミナー参加者の進路等に関する調査」1)、もう一つは、毎日新聞の記事「工学部志望、10年で半減 私学、相次ぎ再編「資格なく不利」克服へ」だ2)。
■科学技術政策研究所の調査をどう解釈するかは若干の注意を要するが、この二つはともに、医学部以外の理工系に不安やマイナスイメージを抱く者が多く、進路として避けているという実態を示している。
■もちろんこの二つは、趣旨が若干異なるので、同一に論じることはできない。前者はコンテストに出るほど能力の高い者が研究者になるかならないかの問題、後者はもっと幅広く、生徒がエンジニアになるかの問題だ。けれど、どちらも、発想としては同じだ。将来生業としてやっていけるかに不安を抱いた場合、それを避けるという、いわば当然の回避行動だ。私は一概にこれを問題だと断じることはできないと思っている。
(以下略)