4.21横浜国大シンポジウム

 21日のシンポジウムは170名の参加者があり、本学の21世紀COEへの期待の大きさを改めて感じました。本学学生たちも大勢参加し、リスク研究のこれからの発展の手応えも感じました。
 総合討論でも議論されましたが、国内での環境リスク問題の多くはかなり解決してきました。しかし、近い将来、アジア地域が急激に発展するとともに、環境問題も深刻になることでしょう。酸性雨や食糧需給など、日本にも波及する問題も含まれています。開発と両立した環境政策が問われてくると思います。生態リスクの問題に総合的に答えるために、基礎科学、具体的な事例研究、政策提言に取り組む拠点大学として、本学の21世紀COEの取り組みは十分な手ごたえをあげつつあると思います。今後も、この取り組みをさらに発展させていくつもりです。
 今後とも皆様のご指導、ご支援、ご協力を賜れば幸いです。