Date: Mon, 2 Jun 2008 10:16:40 +0900 (JST)
現在、生態系保全に関する日露専門家会合が進められています。
知床世界遺産に関するユネスコ・IUCN視察団の報告書がもうすぐ公表される*1と思います。
知床世界遺産に関係して、以下のようなシンポジウムが企画されています。締め切りは過ぎていますが、まだ受け付けているそうですので、第1部、第2部だけでもよいから参加を申し込まれたらいかがでしょうか。私は参加できませんが、生態系保全が主導で国境恵装置の自然を守ることができれば、新たな一歩になることでしょう。
世界自然遺産 知床の海を守れ!
元環境相・小池百合子×野口健(アルピニスト)
このたび、NPO法人「北の海の動物センター」は、日本財団の助成を受け、環境シンポジウム「知床・流氷が育む生態系〜豊饒の海でいま何が…」を開催いたします。
このシンポジウムは、今年7月に開催される北海道洞爺湖サミット(G8)を前に、知床を取り巻く環境問題を考えるものです。知床は2005年にユネスコの世界自然遺産に登録されたものの、台湾や中国、韓国などで排出されたゴミが対馬暖流によって北上し、「ゴミの秘境」と化しています。そこで、同センターが1999年から日露共同で行ってきた海洋生態系調査の成果を踏まえ、効率最優先の漁法が海鳥や海獣類に及ぼす影響などについて紹介します。
第1部は地球温暖化によるアザラシの暮らしの変化などについての基調講演を行い、第2部は小池百合子元環境大臣や、清掃登山や知床の漂流物調査などの環境保全に取り組むアルピニスト野口健氏らがパネラーとして参加し、知床を取り巻く海の環境について議論します。
1.日時:2008年6月9日(月)16:00〜20:40
2.場所:日本財団ビル2階大会議室(東京都港区赤坂1−2−2)
3.主催:NPO法人「北の海の動物センター」
4.助成:日本財団
5.プログラム:
16:00〜17:00 第一部 基調講演
「流氷の減少による野生動物の生態変化―アザラシを例にして―」 小林万里 東京農業大学講師
18:30〜20:40 第二部 パネル・ディスカッション
「知床・流氷が育む生態系〜豊饒の海でいま何が・・・」
小池百合子氏 元環境大臣・元北方対策担当大臣・元防衛大臣・衆議院議員
野口健氏 アルピニスト
小城春雄氏 北の海の動物センター理事・北海道大名誉教授・山階鳥類研究所客員研究員
本間浩昭氏 北の海の動物センター理事 ※この他、流出油専門家が出席予定
6.定 員:200名
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日本財団 情報グループ 広報チーム
担当者: 富永夏子・森啓子・本山勝寛
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