Date: Thu, 24 Sep 2009 12:46:08 +0900
「絶滅危惧種の判定方法と生物多様性ホットスポットの選定」
日時:10月21日(水) 14:30-16:00
場所:名古屋工業大学1号館309号室大学院ゼミ室
松田裕之(横浜国大・環境情報)
維管束植物では、全国を約10km四方の区画に分けて各種の個体数、増減傾向を聞き取り調査したデータベースがある。これを用いて絶滅リスク評価に基づく絶滅危惧種の判定が行われ(矢原徹一、芹沢俊介らとの共同研究)、優先的に保全すべきホットスポットの選定と保全効果の予測を行った(藤田卓・矢原徹一・宗田一男らとの共同研究)。また、この絶滅リスクに基づいて愛知万博、中池見LNG基地計画などの環境影響評価への応用と経済評価を行った(岡敏弘、角野康郎との共同研究)。これらの結果を紹介する。