日本水産学会勉強会の記事(第2回)(2年前)

Date: Fri, 20 Nov 2009 11:44:42 +0900
 【米国東海岸の水産資源管理は、科学者の提案が生かされないのに、西海岸では生かされているというのは】やはり、【科学者自身の努力】が大きいと思います。日本も見習わないといけないですね。
 それには、まず沿岸と沖合いを分けて、零細漁民の存続を維持しながら、沖合いでの管理を成功させることだと思います。チリの沿岸資源管理は成功例と思いますが、これも底生資源だと思います。
 【表記の】勉強会報告書、ありがとうございました。とてもExcitingでしたね。山川卓さんの企画とこれを文字に起こした努力に深く敬意を表します。
 文字を見る限り、少々険悪な雰囲気はありますが、論点はしっかり記されています。読み応えのある討論です。勝川さんの話は明快ですね。質疑応答の部分、漁業2.0というような表現(類似表現を中西準子さんも使っている。そういえば、無用な敵を作るところは似ているな)はついていけませんが、それ以外の論旨は通っていると思います。牧野さんが、ノルウェーの漁業を格好いいと言ったのもよかったです。