Date: Sat, 2 Sep 2006 11:16:53 +0900
○○さん
いいですね。こんな理解ある事業者はそうはいませんよ。事業ができるなら誠意を尽くす。もちろん本当に影響が大きければ事業自体が批判され、保護団体と対立の構図になるでしょうが、私はそんなに事業の影響が大きくないと思っています。
対話を受け入れたら認めたことになると保護団体は席につかないかもしれないが、それは保護団体の選択です。保護団体なしでも、事業はできますから。せっかく事業をやっても、モニタリングデータを共有できない。どちらがよいか、保護団体はよく考えてみることです。
別件ですが、誠意を示して取材に応じた事業者の悪口を書くようなライターは、政治的に間違っていると思います。
昔の左翼でも、真っ向から対立することにこだわる。相手と対話すると「修正主義」と批判しあうことがありました。これは信念がなく、相手に呑まれてしまうという不安を持つ弱い人間の言うことです。(自分も含めて)弱い人間を統率する指導者は、対立にこだわり(こだわらせ)、自分で(を)悩ま(せ)ないようにする。これはカルトの組織論と同じです。闘っていることに自己満足し、解決は二の次。これでは在職中だけ乗り切ろうとする無責任な役人と同じです。
本当に主体性のある人なら、紳士的に対話を続けながら、やるべきことをやるでしょう。