個体群生態学会の齢構成と永年会員問題

Date: Fri, 21 Oct 2005 15:06:48 +0900

70歳以上で会員歴30年だと、それほどたくさんの数にはならないと思います。2002年の会員名簿で10名ですから、せいぜいでも近い将来に20人程度くらいでしょう。

 私の実感とはかなり違いました。個体群を長年支えてきた会員には、すでに55歳を超えているかたがかなり(少なくとも数十名)いるように思っていました。全員が30年以上会員でい続けているとは限りませんが。私は、この制度があと20年持続するとは思っていませんでしたが、データがないので、なんともいえません。
 近い将来(10年程度?)に問題がなければよいのでしょうか?それとも、あと20年は問題ないと判断されているのでしょうか。
 皆さんがデータをもとに、あるいはデータを見なくても、今後20年間(70歳以上で長期在籍の永年会員該当者)数%以内に維持されることが自明と考えられていらっしゃるなら、それでかまいません。よく知らないので、不安に思いました。また、本当は永年会員の資格があるのに、退会されている方は他にいらっしゃらないのでしょうか。本人からの申請があればということでしたか?
Date: Fri, 21 Oct 2005 17:03:26 +0900
 現在、既に【永年会員】制度はあるのですから、問題があるとしても、それが顕在化してから見直すよりないのでしょう。それは10年後かもしれません。見直す時機にどのような状態にあり、どのように説明して見直すかは、ちょっと想像しづらいことです。
 個体群生態学会とは、人口予測、年齢分布将来予測のプロ集団のはずです。他の行政、環境問題ならば、先見の明を持って問題点を予見し、対策を早めに立てることを常に重視しているつもりです。いつまで成り立つ制度なのかの見通しが立っていないままでいるのは、私としては釈然としません。
 データがないので、上記は杞憂かもしれませんが、この制度を作るときに、もう少し考えるべきだったと反省しています。
 個体群管理計画で行政がこんな見通しで計画を立てたら、私は間違いなく強く異論を唱えることでしょう。
 ただし、学会創設期・黎明期を担っていた会員は特別であるという趣旨で、たとえば10年間のみ施行するというのであれば、それなりに筋は通ると思います。