2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

加藤尚武さんの鬼頭批判について

Date: Mon, 21 Nov 2005 19:48:19 +0900 私は加藤尚武さんの鬼頭批判を読んでいないのですが、鬼頭さんの反論を読む限り、加藤さんは妥当なことを言っていると思います。以下は彼らの文章そのままではありませんが、私なりの理解です。「中西さんは損失余命…

東大海洋研共同利用研究集会

漁業管理におけるリスク評価と合意形成における社会経済学的アプローチ(申請中) 日 時:2006年秋(予定) 場 所:東京大学海洋研究所 講堂 (交通案内) コンビナー:松田裕之(横浜国大環境情報) 許容漁獲量(TAC)制度に基づく生物学的許容漁獲量(ABC…

生態学会新潟大会の自由集会

【自由集会タイトル】 自然再生事業の現状と課題(26日以降の開催を希望)*1 【責任者名(所属)】 矢原徹一(九大大学院・理学研究院・生物科学部門) 自然再生事業の事例紹介 責任者 矢原徹一(九州大理)・生態系管理専門委員会 日本生態学会生態系管理委…

知床海域WGでの議論(MSY批判)

Date: Thu, 1 Dec 2005 11:02:44 +1200 【S先生】が言っているのは、いわゆるRicker型、Beverton-Holt型の再生産曲線に対する疑念であり、むしろ「親と子の関係はほとんどもう直線とみなせてしまう関係にあって、その直線自体が環境条件によって上下にシフ…

科学者は利害関係者として振舞うべきか

Date: Thu, 1 Dec 2005 10:38:17 +0900 皆様 ご意見ありがとうございます。他の皆さんからのご意見を歓迎します。*1 私としては【科学者が科学委員会だけでなく、利害関係者の合意形成にも公式構成員として入るべきかどうか、】どちらでもよいのですが(とい…

漁業管理をめぐる想定問答

○○さんが驚いた第2点目「漁業者も、増加期にあるマサバの管理の必要性を認めている」は、1992,96年級群の失敗を我々と水産庁が何度も語ったからだと私は思います。あの「反省」なしに上記の認識はなかったと思います。これは、とても重要なことだと思…