知床

9.22オホーツク実学市民公開講座のお礼

Date: Sun, 24 Sep 2006 22:42:29 +0900 昨日は「2006年度 第2回 オホーツク実学市民公開講座(シンポジウム)」という中身の濃い企画をありがとうございました。 最後に感想を4点、述べさせていただきます。 まず、知床世界遺産登録の際にIUCNから指摘され…

世界遺産科学委員会海域作業部会での松田の意見

第3回 知床遺産候補地科学委員会 海域ワーキング 会議記録 日時:平成17年(2005年)12月21日13:30〜17:30 場所:道庁赤レンガ庁舎 2階 松田:科学委員会としては、帰山委員を河川工作物WGの科学委員にもすべきであると思っている。具体的な議論をしなけれ…

平成18年度第1回海域作業部会会合での松田の意見

日 時 : 平成18年7月21日 13:30〜 場 所 : 北海道庁別館 地下大会議室 (公式サイト) ロシア水域との関係 前回も議論したように、IUCN自身も隣接した生態系との類似性を指摘して、拡大することも検討するような書きぶりがあったと思います…

毎日新聞での歪曲記事について

Date: Tue, 18 Jul 2006 16:40:41 +0900 ◎知床はいま④人為的管理どこまで(毎日新聞北海道支社2006年7月16日付、本間浩昭)全文 知床世界自然遺産地域科学委員会のエゾシカ作業部会は2月、エゾシカの個体数調整に踏み出す方針を決めた。地元の合意形成を前提…

昨年度末の海域WGでの松田の主な発言

平成17年度第4回 海域ワーキンググループ会合 日 時 : 平成18年2月23日 9:15〜 松田委員 大変ありがとうございました。 かなり直前になって意見を追加しまして、大変申しわけございません。 ちょっと前に申し上げた意見の中にも書いたのですけ…

科学委員会座長意見書

Date: Sat, 8 Apr 2006 08:46:29 +0900 (JST) 知床科学委員会各位 忘れていましたが、 2006.1.20 科学委員会座長意見「今後の知床世界自然遺産登録地に関わる科学委員会と地域連絡会議の関係、及び、科学委員会の位置付けについて」 をどこにも公表していな…

海域管理計画について

Date: Fri, 10 Feb 2006 11:48:44 +0900 海域WG委員・オブザーバー各位 (管理者の○○様 たいへんお手数ですが, リッチテキストrtfファイルも添付可能にできませんか?重くなりますが) 遅くなりましたが、多利用型統合的海域管理計画のデザイン案に対する…

利用適正化委員会との連携について

Date: Fri, 3 Mar 2006 12:35:12 +0900 (JST) 【○○さん、○○さん】 【海域管理計画に漁業だけでなく、地域生活の安定化のような目的を掲げることに関する異論に対して】 つまり、「観光資源の持続的な利用の確保」という目的を掲げるべきであるということでし…

3.06函館 水産海洋シンポの報道

Date: Wed, 8 Mar 2006 18:23:24 +0900 皆さん 今朝の毎日にも載ったそうですが、まだ入手していません。 毎日新聞 北海道 2月27日(月)12時2分 世界自然遺産・知床:生態系と漁業の共存考える 来月6日、函館でシンポ /北海道 http://headlines.yahoo.co.jp…

エゾシカはまだまだ増えるか? 

Date: Sun, 15 Jan 2006 14:14:45 +0900 (JST) 松田です。 意見の違いは違いとして、科学的に論証できる方法を提案する形で議論を進めませんか。 世界遺産地域で密度操作実験を行うことも、100m2運動の現在の方針と異なることを承知で提案したのであり、今後…

世界遺産エゾシカ管理計画での議論

シカWGの皆様(長文ご容赦ください) 松田です。 ○○さん、ご意見有難うございます。 「楽観的にこれ以上の高密度化はないと見るか、悲観的に今後もシカは増え続け、越冬地は拡大し続けると見るかです。」という○○さんの提案 越冬地として適地はほぼ埋まって…

世界遺産科学委員会

シカWGの皆様(長文ご容赦ください) 松田です。 ○○さん、ご意見有難うございます。 「楽観的にこれ以上の高密度化はないと見るか、悲観的に今後もシカは増え続け、越冬地は拡大し続けると見るかです。」という○○さんの提案 越冬地として適地はほぼ埋まって…

100平米運動

Date: Wed, 11 Jan 2006 19:29:29 +0900 ○○様 関係各位 ありがとうございました。今年すぐにとは行きませんが、合意に向けた具体的な条件と手続きが明らかにされていて,たいへん助かりました。 シカWGと多くのメンバーが重複しているので,有機的な議論が…

第37回北洋研究シンポジウム(案)

Date: Mon, 9 Jan 2006 12:26:29 +1200 http://risk.kan.ynu.ac.jp/matsuda/2006/060306FO.html 知床世界自然遺産:氷縁生態系の保護管理と持続的漁業 共催:北大水産科学研究科・水産海洋学会 コンビーナー:桜井泰憲・帰山雅秀(北大院水)・松田裕之(横…

科学委員会ワーキンググループメンバーの人選について

Date: Thu, 22 Dec 2005 13:44:24 +0900 (JST) 皆様 松田裕之です 昨日の海域ワーキンググループ(WG)で、サケ科魚類管理計画をどのWGで議論するかの仕分けが議論されました。【】 この二つの問題【河川工作物がサケ科魚類の遡上と移動などに及ぼす影響…

12.21知床科学委員会への書簡

Date: Thu, 22 Dec 2005 13:44:24 +0900 (JST) 皆様 松田裕之です 昨日の海域ワーキンググループ(WG)で、サケ科魚類管理計画をどのWGで議論するかの仕分けが議論されました。【】海域WGを公開で開くかどうかも議論されました。私としては、河川WG…

海域WGでの議論

Date: Tue, 29 Nov 2005 22:58:17 +0900 海域WG各位 ○○さん、○○さん、デザイン素案をありがとうございました。○○さんのご意見を踏まえて、私見を述べます。 【】すでにIUCN評価書でもthe Multiple Use Integrated Marine Management Planという英訳で認知さ…

世界自然遺産海域管理計画と漁業者の自主管理の関係

Date: Thu, 1 Dec 2005 13:11:21 +0900 ○○さま、海域WG各位、お返事ありがとうございました。 ○○さんの回答では海域だけに限らず、「知床世界自然遺産候補地管理計画」が「知床世界自然遺産地域管理計画」に科学委員会,各WGの検討を経て(および意見提出…

ある出版社への書簡

【知床の企画】ざっと拝見しましたが、漁業、エゾシカ狩猟、先住民など、人と自然の関係によって成り立つ自然という側面がほとんどないですね(仕方ないですが)。漁業は今後も続けるが、これは貴重な自然に対する脅威という認識に(読者は)なりそうです。…

世界遺産 海域管理計画に関する所感

(2005/08/12 19:41) 関係者の皆様 国際生態学会から成田空港に戻りました。松田です。 ○○さん、まとめありがとうございます。 座長の進行案に従い、早く議論を進めるべきだと存じます。いくつか意見を述べます。 1. 基本方針 これは既に合意したことと理解…

知床世界遺産海域管理計画

2005/08/21 06:57 付 電子書簡 ○○各位【】 1)【○○さんの】第1の指摘は、生態系管理(Ecosystem Management=生態系全体の保全の一環として持続可能な漁業を考える)と生態系に基づく漁業管理(Ecosystem-based Fisheries Management=生態系のことを考慮し…

平成17年度(2005)年度 第1回 知床世界自然遺産地域科学委員会 議事概要

(抜粋=松田のおもな発言) 場所:北海道大学農学研究科 農学部 4階大講堂(S401)日時:平成17年8月26日 15:45〜19:10 松田: ○○委員に賛成である。地域連絡会議の構成員が行政だけというのはおかしい。整合性が取れない。国際、国内的にも古い形態である。…

エゾシカWGでの議論

○○さま、 【知床地域のエゾシカの自然植生等への影響がI「過去にない不可逆的な影響」かII「過去にもあった生態系プロセスの一部」かについて】シナリオIかIIかという「基本認識」(あるいはbaseline)については、科学的に吟味することであり、社会の合意と…

世界遺産科学委員会・海域WGに出席して

【同じ会場で続けて開催されたのですが、運営事務局が異なるために、さまざまな不具合が生じた件について】 名札まで別に作るというのは、縦割り行政の見本と感じました。 事務局同士の友好関係がこのように冷えていては、うまく行かないかもしれませんね。